【就任のご挨拶】 令和6年5月23日
会長 大倉 竹次 (株式会社Aluco)

初夏の候、会員の皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度、令和6年5月22日の通常総代会において、木津川市商工会会長に就任致しました。                  大変な重責を担うことになり、その責務を果たすべく微力ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。                                              本年度は3年ぶりの全役員の改選の年となり、森村様をはじめ退任されました役員の皆様には商工会に大変ご尽力を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。                また引き続き留任いただきました役員の皆様及び新規で就任いただきました役員の皆様には今後とも宜しくお願い致します。

昨年5月にコロナ感染症が5類に分類され、それ以降社会情勢は徐々にコロナ以前に戻ってはきております。しかしながら商工業者にとってはコロナ禍で受けたあらゆる影響は簡単には戻らず、売り上げの減少や、休業、さらには廃業といったような状況に追い込まれた企業は多くあったと思われます。

本商工会では100数社にお願いをして定期的に景況調査を実施しておりますが、この1年間を見ましても3割以上の企業様の売り上げが減少しており、約5割の企業様が採算は悪化しているとの結果が出ております。全国的に見ても最低賃金等の上昇により人件費の高騰、円安の影響で原材料や仕入れの高騰、小売業に至ってはキャッシュレスの促進によるその手数料を補うために商品価格が高騰、このような状況では消費が低迷し企業の採算が悪化し、先行きの不透明感は否めない状況が続くと思われます。

コロナ禍以降急激にIT化が進み、非常に社会の変化がめまぐるしい今の時代、このような社会情勢に対応していける取り組みや地域社会の発展に貢献できる商工会を目指していきたいと思いますので、今後とも皆様の益々のご支援とご協力を賜りますよう宜しくお願い致します。

結びにあたり会員の皆様の益々のご繁栄を祈念致します。

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