【就任のご挨拶】 令和3年5月22日
会長 森村 勝 (株式会社モリムラ)

初夏の候、会員の皆様には益々ご精励のことと存じます。
この度、令和3年5月21日の、令和3年度通常総代会において、木津川市商工会会長に就任いたしました。何卒宜しくお願い致します。
就任にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
はじめに、福井前会長はじめ、前役員の皆様の、ご尽力に心より敬意を表しますとともに、その後を引き継ぐにあたり、 商工会長としての責任の重大さに、身の引き締まる思いを致しております。また、会員の皆様方及び京都府、木津川市等の関係機関のご指導を賜り、この重責を全うすべく決意を新たにしているところであります。
我々、商工業者を取巻く環境は申し上げるまでもなく、長期化している新型コロナウイルス感染症の影響により、痛烈な打撃を受け、かつてない厳しい経営環境が続いておりますが、感染拡大により4月から京都府に再び、緊急事態宣言が発令され、我々の生活にも影響を及ぼし、回復の兆しが見えない状況であります。
昨年度より影響を受けている業種は更なる影響を受け、また本年度には、新たに影響を受ける業種が増えることも懸念されております。
この厳しい経営環境下においても、社会構造をはじめ、小規模事業者を取り巻く環境も少子高齢化、情報化、グローバル化等の変化は急速に進んでおり、社会の変化に対応した、新たなニーズを捉える取り組みや、コスト削減といった、事業の存続をかけた取り組みは待ったなしの状況となっております。
然しながら、地域に密着する我々中小零細事業者は、地域経済の担い手としての役割が大きく、我々の発展無くして地域の活性化は有りえません。
新型コロナウイルス感染症が終息した後の、世の中の変化を見据えて、木津川市商工会の会員企業の取り巻く現状を直視し、社会変化に対応出来る取り組みを、会員の皆様と共に考え、迅速果断に専門的かつ高度な支援を行う事により、会員皆様の事業の安定向上を図ります。
また地域との共生に取り組める体制を強化して、地域社会と共に発展に貢献出来る様、役員、職員一丸となって、「人々が出会い、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会」という、未来を目指して取り組んでいきたいと思います。
むすびにあたり、木津川市商工会の更なる飛躍のため皆様方の一層の御支援、御協力を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。

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